洞窟や樹洞にすむコウモリ、山奥のツキノワグマやカモシカ、山麓から森林にすむリスやヤマネ、草原や耕作地にすむネズミ類、平野部を追われて山地にくらすシカやキツネ、街中のタイワンリスなど神奈川県では陸生哺乳類51種が記録されている。

本書はそのすべてを生態写真で紹介し、あわせて野生哺乳類が抱える問題点などを指摘しながら、人間との共生の道を探る。

【目　次】
食虫目（モグラ科）・ 翼手目（コウモリ科）・ 霊長目（サル科）・ ウサギ目・ 齧歯目（ネズミ科）・ 食肉目（ネコ科）・ 偶蹄目（ウシ科）・ 神奈川から消えた哺乳類・ 移入された哺乳類・ 野生化した家畜

（解説）
神奈川県における哺乳類の現状・ 野生動物との接触が引き起こす問題・ 神奈川の哺乳類相・ 哺乳類の観察

→『かながわの自然図鑑 1　岩石・鉱物・地層』
→『かながわの自然図鑑 2　昆虫』

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