

新参者
東野圭吾 :著
講談社
1,680円 (5%税込)
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加藤: |
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今回は、有隣堂きっての読書家のお2人をお招きして、今年後半に発売になったものの中から、おすすめのミステリーについてお話を伺おうと思います。
それでは、「POPの帝王」梅原潤一さんと「東野圭吾命」の佐伯敦子さんです!
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梅原: |
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はい、どうも。
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佐伯: |
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ミステリーについて話せるなんて嬉しいです! わくわく。
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加藤: |
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それでは早速佐伯さんからお伺いします。 下半期のミステリーの中からこれぞというものはありましたか? |
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佐伯: |
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それはもう、東野圭吾『新参者』に決まってるじゃないですかあ! |
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梅原: |
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ふふん。 |
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佐伯: |
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いやあ、何と言われようと、このミステリーは面白かった! さすがの東野圭吾です。 |
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加藤: |
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今年文庫になった『赤い指』と同じ加賀恭一郎シリーズですよね。
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佐伯: |
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はい。 今回は下町の人情がベースの「泣ける」東野です。 読後もほんわりさわやか。 ああ、読んでよかったと何度も思いました。
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加藤: |
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それは意外ですね。 東野圭吾は最近の刊行点数が多すぎて読むのが追いつけなくなっているのですが、これは読まねばなりませんね。 |
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佐伯: |
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もちろんです! これだけ書いて筆が落ちない東野はすごい! 梅原帝王にも是非ご一読いただきたい1冊です。
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