倉敷はんぷ
開催
~2015/8/2(日)
場所
入口すぐ左側
帆布の約7割を生産している岡山県倉敷市の帆布、「倉敷帆布」。
はんぷ=帆布とは、平織りの厚い布のこと。
通気性がよく、とても丈夫で、使い込むほどに味が出るのが特徴です。
歴史は古く、船の「帆」としての使用から始まり、明治時代には鉄道貨物のシート、テント、学生カバンなど様々な産業資材として生産されてきました。
倉敷帆布は「シャトル織機」で製織されています。現在は製造されていないとても貴重な機械です。
シャトルを左右交互に打つことによって糸入れを行う織機で、シャトルの打ち込みにエネルギーを多く消費するため、高速で織ることができず、大量生産はできません。
が、その分、手作りの風合いをもった温かみのある生地を織ることができるんです。
そんな倉敷帆布でできた小物たちは、ざっくりした風合いが夏にぴったり! この夏から、ぜひ使い込んでください。
▼ブックカバー 文庫:1,000円+税/新書:1,200円+税/四六判:1,400円+税/A5:1,500円+税
このほかにもたくさんの色がございます! ぜひ店頭でお選びください。
一般的に帆布は白糸で織り、あとから色を染めますが、倉敷帆布のストライプは「先染め帆布」です。
従来の織屋ではタブーとされていた、手間暇のかかる「先染め生地」を織りあげています。
倉敷帆布でしか織りあげることのできない、非常に希少性の高い生地です。
上品なストライプをお楽しみください。
▼ブックカバー 文庫:1,800円+税/四六判:2,000円+税
2015-07-16 | Posted in 本と雑貨 |