※終了【岡﨑百貨店】LIFE with DONBURI[丼]

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今回、美濃焼「丼」フェアを岡﨑百貨店で開催します。
主に蓋つきのどんぶりは、
「今日のどんぶりは何かな~」と
開けてみるまでのわくわくがありますよね。

食卓が明るく楽しくなるご提案をいたします。岡﨑弘子

開催期間:3月12日(火)~4月14日(日)
img_2529ー MINO DONBURI ー
美濃焼の代表 美濃のどんぶり
1300年以上の歴史ある美濃焼。かつて存在した東海湖の湖底が隆起し、
長い年月と共に変化した土を原料としています。
美濃一帯は世界でも有数の陶土産地であり、多彩な粘土を有する産地です。
土岐市・多治見市・可児市・瑞浪市にまたがる美濃焼は、
いくつかの小産地が連なり一つの窯業地・産地として形成されています。
明治時代以降は同業組合により小産地ごとに生産品種の住み分けが行われました。
これを「親荷物制度」と呼びます。
エリアによって作られるものが特定されたことにより、
今でもこの流れを汲むモノづくりが続いています。
その中のひとつが駄知地区で作られているどんぶりです。
今尚このエリアはどんぶり生産量日本一を誇っています。
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美濃のどんぶりが世界の食卓を美味しくします
1300年もの間、焼き物の知恵と技術が受け継がれてきた美濃焼の代表的なうつわ、
どんぶりをご紹介します。
どんぶりは、僧たちが米の上に惣菜をのせた精進料理「ほうはん」が起源とされ、
江戸時代になるとせっかちな職人が気取らずかき込める丼物が持てはやされるようになります。
現代においては、忙しい日々での時短料理や、ひとつのうつわで色々な食材を楽しめる手軽さから、
海外にも紹介されるほどの人気となっています。
どんぶりの歴史と文化を引き継ぎつつ、今の暮らしにあった美濃焼を
作り手の思いと共にみなさまの食卓へお届けします。
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ー 窯元紹介文 ー

【春山製陶】 昭和33年創業。
どんぶり生産日本一の駄知町で、蓋付きどんぶりにこだわり続けている春山製陶。
赤や青、緑、金などの色鮮やかな伝統柄「錦」は華やかで縁起が良く、飲食店でもおなじみです。
伝統を守りながらも現代の暮らしにあった蓋付きどんぶりを探求されています。

【天狗窯】 大正中期創業。
(山保製陶所) 瀬戸から駄知町へ移り住んだ陶工・加藤家の流れを汲む、老舗の窯元。
ろくろや鋳込み成形、手描き職人の技法を組み合わせ、新しく味わいのある器を作り続けています。

【南楽窯】 明治43年創業。
(マルホン製陶所) 昔ながらの伝統の技を受け継ぐ「すり鉢」の作り手として知られています。
近年では伝統の技に新しい試みを行い、道具としての「すり鉢」から、
器として使えるデザインの優れた製品を手掛けています。

【丹山窯】 昭和27年創業。
(丸達丹山) 手描きにこだわり「粉引彩重」と呼ばれる独自の技法を完成させ、
焼き物ならではの繊細な表情をうつわに表現する無二の窯元です。
現代の暮らしに合ったデザインと細部にこだわり作り出される器は、
食卓をぱっと華やかに彩り、使い手の心まで軽やかにします。

【伸光窯】 1895年(明治28年)創業。
(金田田中製陶所) 当初は登り窯を使い煎茶碗を生産。
五代目となる現在では、伝統釉薬を取り入れながら
「生活に密着した機能性を持ち、デザイン性豊かな器」をコンセプトに
全工程を細部にわたり職人の手作業で行い、思いが伝わる製品作りを心がけている窯元です。

【翔武窯】 昭和49年創業。
(日峰陶苑) 翔武窯の代名詞「タコ唐草」。
職人が描く大胆で縁起の良い染付の紋様は飽きが来ず不動の人気です。
磁器・陶器の7種類の土を、手描きの伝統の技と最先端の技術を融合させ、
現代の暮らしに合ううつわ作りをしています。

【兵山窯】
四代目与左衛門は、名士として知られた製品を許可する朱印状を下附され
「羽柴」の姓を下賜された歴史ある窯元です。
(ヤマ兵製陶所) 昔は磁器の薄い茶碗作りをしていましたが、
先代より陶器(土物)に変え、現在では5種類の土を扱い表情豊かな器を制作しています。

【宗山窯】 昭和26年創業。
「個性的な器造り」を理念を念頭に、温かみある生地に一点一点職人が呉須で描く
大胆な絵柄が特徴の窯元です。
実直な手仕事の温もりが伝わる染付の器はどこか懐かしくもあり、
日本の食卓にそっと馴染みます。

【鈴木陶苑】
親子二代に渡りこつこつと陶器を焼き続けている窯元です。
温かみのある淡い土色をした生地に、粉引や黒十草、三島、塗り分けなど
多種多彩な技術と手仕事を施しています。
丁寧に製造される器は、温かみにあふれています。

【正陶苑】
土岐市駄知町の細い道を進んだ場所に佇む正陶苑。
正陶苑の代名詞スリップウェアは美濃焼では珍しい技法です。
当主の技術と感性・探究心により、土と釉薬・技法を巧みに操り作られる器たちは、
現代の暮らしにそっと馴染むものばかりです。

【良峰窯】 大正7年創業。
(マル治) 料亭や旅館などの日本ならではの個性あふれる
業務用食器をメインに生産している窯元です。
「日常に彩りをそえるような器作りを」をモットーに
個性あふれる器を一点一点丁寧に製造しています。

【カク仲】 明治18年創業。
茶の湯の精神から和食文化まで、
世界から注目され続けている日本のうつわ文化。
その精神を基本に時代が求める新たな器の魅力を作り出し提案する、
岐阜県土岐市の産地商社です。

2024-03-08 | Posted in ヨコハマ, 岡﨑百貨店

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