有隣堂 横浜駅西口ジョイナス店

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店舗情報

2015/12/1(火) 店名変更いたしました

2015/12/1(火) 有隣堂 横浜駅西口ザ・ダイヤモンド店は「有隣堂 横浜駅西口ジョイナス店」に店名を変更いたしました。
このページでは店名を移転前の「ザ・ダイヤモンド店」と表記しています。
今後とも、有隣堂 横浜駅西口ジョイナス店をご愛顧くださいますようお願い申し上げます。


昭和の西口店 ~ザ・ダイヤモンド店 オープン当初の様子~

横浜駅西口店は1964年12月1日のオープン以来、移転前の旧ザ・ダイヤモンド店の場所で50年間、営業を続けておりました。
移転リニューアルにあたりオープン当初の様子を振り返ってみたところ、資料から当時のダイヤモンド地下街の様子や、時代背景を垣間見ることができました。
当時の広告や写真をご紹介いたします。

>>横浜駅西口ザ・ダイヤモンド店は、2014/8/14(木)にリニューアルオープンいたしました


1964年12月1日 横浜駅西口ザ・ダイヤモンド地下街にオープン

1964年11月30日に掲載された広告
※クリックで拡大

画像は開店前日の1964年11月30日に掲載された広告です。
時代を感じますね!

文庫コーナーや、現在のエキニア横浜店(文房具や学習参考書のある売場)はありません。
右上がお店の外観です。当時は売場に外壁があります。
そして有隣堂ロゴの文字も今とは違うんです。しぶい!


この場所で、50年

西口地下街の図面
※クリックで拡大

昭和39年の開店前に有隣堂が社内用の説明資料として作成した西口地下街の図面です。
移転前の旧ザ・ダイヤモンド店と同じ場所に、有隣堂のロゴ。
開店当時の西口店は、この部分だけでした。

この図面、社内で回覧したところ、
「ああ、東光ストアー!」
「浜の名品街!」
「のれん街!のれん街ね!!」

など、感嘆符つきでエリア名を連呼する人が続出しました(笑)。
それくらい西口地下街は横浜人にとって思い出深い場所なのですよね。

時代が変わっても、内装が変わっても、地下街のかたちは変わっていません。
西口バスロータリーの下でいつも待っていてくれる、定番の寄り道スポット。
「横浜駅周辺で寄り道」といえば、西口地下街!


昭和39年12月の週間ランキング

1964年12月の週間ランキング
※クリックで拡大

西口店がオープンしたのは昭和39年(1964)12月1日。
画像はその翌週の売上ランキング(本店・書籍部調べ)です。
今は有隣堂のサイトで公開していますが、当時はもちろん紙!

昭和20年の終戦から19年後。
夏に東京オリンピック開催、坂本九「明日があるさ」、美空ひばり「柔」がリリースされ、
アニメ「鉄腕アトム」が絶賛放映中だった昭和39年。
12月初旬の有隣堂ではどんな本が人気だったのでしょう?

* * * * *

第1位
『新々訳 源氏物語』第一巻/谷崎潤一郎/中央公論社
1位は文豪・谷崎潤一郎が訳した源氏物語。
没年が昭和40年(1965)、ということは、この頃まだご存命!
11月末に発売され、2週連続で第1位でした。

第2位
『日本の文学12 夏目漱石』/中央公論社
4位には河出書房新社の文学全集がランクインしています。
全集が2冊もベスト10に入るとは……さすが文豪と同じ空気を吸っていた時代です。

第3位
忠臣蔵伝説の生まれた経緯と変遷から日本人の感情や倫理観をさぐる、
岩波新書『忠臣蔵 その成立と展開』。
整理番号が「青版D-106」……番号が若いです!

* * * * *

学生運動に身を投じる若者たちを描いた第5位『されど われらが日々――』は、
昭和39年上半期(第51回)の芥川賞受賞作。
安田講堂事件が昭和44年ですから、学生運動の時代でもあります。

そのほか、山岡荘八の『徳川家康』シリーズがリアルタイムで刊行中だったり、
有吉佐和子『紀ノ川』はNHKドラマが放映中だったり……

ダイヤモンド地下街の有隣堂は、そんな時代に開店しました。


※おまけ 12月の月間ランキング

1964年12月の月間ランキング
※クリックで拡大

こちらは1964年12月の月間ランキングです。
週間ランキングと同様、重厚なタイトルが並びます。

* * * * *

第1位・第2位
中央公論社の全集『日本の文学』がツートップ。
週間ランキングに続き月間でもトップとは、全集の人気おそるべし。

第3位
岩波新書『忠臣蔵 その成立と展開』は週間ランキングでも3位でした。
新書のお値段が「一五〇円」というのも、昭和を感じますね。

* * * * *

『3分間スピーチ』は、光文社の新書レーベル「カッパ・ブックス」の1冊。
7位の岩波新書『マルクスエンゲルスの小伝』は、
マルクスとエンゲルスの生涯を描くマルキシズムの案内書です。
書名は、正しくは『マルクス・エンゲルス小伝』です……50年越しに間違いを発見してしまいました。

ご紹介したランキングには登場していませんが、
そのほか1964年に話題になった本は

『愛と死をみつめて』(河野実・大島みち子/大和書房)
『おかあさん』(サトウハチロー/オリオン社)
『物の見方 考え方』(松下幸之助/実業乃日本社)
『アンネの日記』(A.フランク/文藝春秋)

など。
昭和の歌謡曲や大事件はテレビでもよく取り上げられますが、
本からも時代が見えてきますね。


昭和43年の有隣堂

モノクロ写真は開店から数年後、昭和43年頃の様子です。

店舗に外壁がある時代ですね!
左側のショーウィンドウには、機関車を模した新入学用品のディスプレイ。

画面上端に「おかだや」さんをご案内する表示が見えるので、
この部分を撮影したものと思われます。

昭和43年頃の西口店/2014年8月11日 移転前の旧ザ・ダイヤモンド店
※クリックで拡大

この50年間お世話になった場所にお別れをして、
2014/8/14(木)ザ・ダイヤモンド店は中央モール沿いに移転し、リニューアルオープンいたしました。
新しくなったザ・ダイヤモンド店も、どうぞよろしくお願いいたします。

>>現在のザ・ダイヤモンド店の様子はこちら

※文房具・参考書・理工学など専門書の「エキニア横浜店」、医学・看護書の「西口医学書センター」は移転せず、
同じ場所で営業しております

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