沿革
明治~昭和初期
- 1909年~
- 現在の伊勢佐木町本店(横浜市中区)にあたる一角にて「第四有隣堂」が創業、書籍・雑誌を販売
- 1920年~
- 「第一有隣堂」 「合名会社有隣堂」を吸収合併し「株式会社有隣堂」を設立
間口5間(約9.1m)・奥行15間(約27.3m)、3階建ての店舗を新築し、書籍・雑誌のほか文房具・楽器および運動具を販売
その後店舗は関東大震災で焼失するが、再建や拡張をしながら営業を継続
- 出版 1913年
- 横浜市の地図を出版、以降不定期で各種出版を開始
- 飲食業 1921年
- 店舗2階にて飲食店「有隣食堂」の営業を開始
昭和20年代 終戦後
- 1945年
- 横浜大空襲で店舗は全焼
敷地が占領軍に接収されたため中区本牧の倉庫にて営業を再開
- 1947年
- 中区野毛町に営業所を開設し各事業を継続
- 1953年
- 第1期事業年度とする
- 外商 1947年
- 野毛町の営業所にて企業・官公庁への商品配達担当を配属、外商部門の基礎となる
高度経済成長期
- 1956年
- 現在の伊勢佐木町本店となる「有隣堂ビル」を竣工
- 1964年
- 横浜駅西口の地下街に2店舗目の有隣堂となる「西口店」を開店し、多店舗化
翌年には藤沢駅南口に「藤沢店」を開店し、横浜市外への初進出
- 外商 1956年
- 有隣堂ビルの竣工とともに外商部を開設し、本格的な外商活動を開始
- 教室・音楽 1956年~
- 外商部に「楽器外商課」を新設、藤沢店3Fへ楽器売場を併設
1972年には和田町音楽教室を開設し音楽教室の事業を開始
- 飲食業 1957年
- 有隣堂ビルの地階にレストランを開設、1994年まで営業
昭和後期
- 1975年
- 川崎駅前に「川崎さいか屋店」を開店し、川崎市内へ初進出
「町田さいか屋店」を開店し、東京都内への初進出
- 出版 1975年
- 出版課を新設、翌年に有隣新書シリーズの刊行を開始
- 外商 1983年
- 「有隣堂ワープロ・フェア」を開催し、ワープロやパソコンなどOA機器の外商、店舗での本格的販売に着手
平成 前期
- 1991年
- 外商・本部機能の活動拠点として、営業本部ビルを竣工
- 1999年
- 「アトレ新浦安店」を開店し、千葉県内へ初進出
- 外商 1993年
- オフィス通販「アスクル」を開始
- 2005年
- 東京都内の活動拠点として東京第一支店を開設
- 2006年
- 地区センターと図書館の受託業務を開始
- 教室・音楽 1989年
- 生涯学習センターの営業開始(2002年に終了)
2002年に大人向けの音楽教室を開設、書店とは異なる形態で文化を伝える事業が本格化
平成後期~令和
- 2009年
- 創業100周年
- 2015年~
- 複合型店舗「STORY STORY」(新宿西口、期間満了のため2022年に閉店)、2018年「HIBIYA CENTRAL MARKET」など、1つの店舗内に複数の異なる業態が共存して営業する複合型店舗を開発・出店
2019年には台湾発「誠品生活」の日本1号店「誠品生活日本橋」をライセンスを受けて運営開始
- 2023年
- 兵庫県神戸市に「神戸阪急店」を開店し、関西エリアおよび兵庫県に初進出
- 飲食業 2015年
- 「STORY STORY」(新宿西口)店内にカフェを開設し、店舗に飲食・喫茶スペースを併設する業態を再開
翌年ヨドバシAKIBA店内にカフェ「STORY CAFE」を開設、その後複数の店舗にて併設カフェを運営
「HIBIYA CENTRAL MARKET」店内にて居酒屋、大学構内にて大学と共同でカフェダイニングを運営する
- 教室・音楽 2008年
- 戸塚カルチャーセンターを開設、2023年に運営拠点が17ヶ所となる