横浜市内の鉄道路線の開通から現在までをたどりながら、都市横浜が今日の大都市となるまでを追った書籍『横浜 鉄道と都市の150年』を、有隣堂出版部より2023/7/28(金)に発売いたしました。
著者は岡田直さん。
ご専門は人文地理学ですが、横浜都市発展記念館に勤めていたとき、「昭和はじめの地図の旅」「横浜にチンチン電車が走った時代」「横浜鉄道クロニクル」などの展覧会をご担当された、横浜の鉄道博士です。
有隣堂出版部が発行している情報紙「有鄰」にも何回も登場していただきました。
‣ 相鉄100年 ― 武蔵国と相模鉄道 ｜web版 有鄰｜第553号
‣［座談会］横浜駅物語 ―「みなとみらい線」開業にちなんで ｜web版 有鄰｜第434号
本書のさわりを少しだけ紹介しましょう。
横浜駅は今まで2回その場所を移して、現在は３代目です。
明治5年（1872）にできた初代横浜駅（横浜停車場）。
現在の桜木町駅が、当時の横浜駅です。
こちらは大正4年（1915）にできた2代目横浜駅。
現在の高島町交差点の付近にありました。
その後、昭和3年（1928）にできた3代目横浜駅。
横浜駅西口は「未開の原野」横浜駅裏口と呼ばれていました。
昔の横浜の商業の中心は伊勢佐木町で、
昭和の初め、横浜駅西口は一面の荒野原だったのです。
そして現在の横浜駅は、日本で一番「鉄道を乗り入れている事業者」が多い駅！
（JR東日本、東急電鉄、京急電鉄、相模鉄道、横浜市交通局、横浜高速鉄道）
鉄道路線や駅の発展とともに、横浜の街はどのように近代化していったのでしょう？
詳しくは、ぜひ書籍『横浜 鉄道と都市の150年』にてお読みください。
＼ 目次 ＆１章分を試し読み ／
書籍情報
| 書名 | 横浜 鉄道と都市の150年 |
|---|---|
| ヨミ | ヨコハマ テツドウトトシノヒャクゴジュウネン |
| シリ ーズ |
有隣新書 87 |
| 著者 | 岡田 直 |
| 価格 | 1,485円(税込) |
| 発売日 | 2023/7/28(金) |
| 出版社 | 有隣堂 |
| ISBN | 9784896602425 |
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2023年秋ごろに発売予定です。
配信開始まで今しばらくお待ちくださいませ。
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本書籍を発行しているのは、主に横浜・神奈川県をテーマとした出版活動をおこなう有隣堂の出版部門です。
下記の動画にて出版部と過去の刊行物をご紹介しています。
